あなたの正しい保険選びで家計が助かる

まず初めに保険に入る理由を考えてみましょう。
そもそも保険は貯蓄では足りない「不測の事態」に備えるために加入するものです。
ごく普通に生活していても降りかかってくる「大きなダメージ」を最小限にしてリスクを回避することが保険に加入する目的となります。
そのため、「保険に加入しない」という選択肢もありえます。

家計に大きなダメージを及ぼす原因には、死亡、病気やケガ、介護、火事や自然災害、事故などがあります。また、被害者だけでなく、加害者になってしまうことも想定されます。これらを2つのリスクに分けてみると「人に関するリスク」と「物や賠償責任に関するリスク」があります。
「人の命や病気などに関するリスク」は生命保険「交通事故、火事や自然災害、賠償責任などに関するリスク」は損害保険が主な対象となります。

”経理マンが教える節約貯金術”では、どの保険に加入したらいいか悩むことが多く、各ご家庭で支払う金額の差が大きい「生命保険」について、あなたに想定されるリスクを確認していただきながら、本当に必要な保険だけに加入することで固定費である保険料を節約し、家計を助ける一助となることを目指します。

保険は人生で2番目に高い買い物

一世帯当たりの月額保険料は約3万2千円、年間保険料は約38万5千円程度と言われています。30年間同じ保険料を払い続けていると1,155万円となります。これだけの保険料を支払っているのだから、保険の正しい選び方を学んで、本当に必要な保険だけに加入するようにしましょう。正しい保険選びは大きな節約効果が得られるのです。

保険でカバーする不測の事態とはどんなこと?

保険は不測の事態に備えるために加入するものですが、不測の事態とはどのようなことでしょうか?
保険でカバーする不測の事態とは死亡した時でも病気になった時でもありません。貯蓄でカバーできない事態貯蓄でカバーできても人生設計に狂いが生じる事態です。

例えば年をとって死亡することや貯蓄で対応できる短い期間の入院などは、予測できることであり、不測の事態とはいえません。不測の事態でないことは、なるべく保険には頼らないようにしましょう。負担した保険料の元が取れそうだからと入る保険は逆に損をしてしまう可能性が高いものです。保険の加入は「必要最小限」にして、なるべく貯蓄で対応するようにしましょう。

保険でカバーする不測の事態とは、例えば独り立ちしていない子供がいる家庭の世帯主が死亡することなどです。教育費や生活費を残されたご家族と貯蓄では対応できなくなる部分に備えることこそ保険の役割となります。

お得な保険は各家庭で違う

あなたは「なんとなく」保険に加入していませんか?
友人や職場の同僚などからすすめられたり、一般的に加入している人が多いからという理由だけで保険に加入してもあなたにとってお得で必要な保険とは限りません
あなたにとっての「不測の事態」がなにかを把握し、リスクに備えるために必要な保険に加入する必要があるのです。他の家庭ではお得な保険でも、あなたにとって必要のない保険であればそれは無駄な出費です。

どんなとき」に「どれくらい」を「いつまで」保障する必要があるのか確認することで、あなたに必要な保険を絞り込むことができます。絞り込んだ保険のなかから、保障内容と保険料を比較して、あなたにとってのお得な保険を選ぶ必要があるのです。

公的制度は意外と手厚い

不測の事態が起きたからといって、すべて保険で対応するわけではありません。本当に必要な保険を考えるためには、あなたが貰える公的制度を確認する必要があります

家庭を支える人が死亡した際の収入保障は遺族年金病気やケガによる病院代や収入保障は健康保険からの給付があります。あなたが公的制度からどのくらい受け取れるのか、遺族が生活していくためにどのくらい不足するのか把握することで、保険で保障するべき部分が確認できます。保険は「必要保障額」で加入することが保険料を節約することになるのです。

公的制度の詳細については、”あなたも貰える!公的制度は手厚い保障”の記事で説明します。

安い保険には理由がある

安い保険が話題になったりしますが、保険会社は保険を売ることで利益を生み出す必要があるため、安い保険にはその理由があるものです。

  • 1入院あたりの限度日数が短い
  • 別の傷病でも180日以内の入院給付金は支払わない
  • 収入保障保険に最低保証期間がない
  • 病気による入院保障額が少ない etc…

上記の他にもわかりづらいところで保障が削られていることがあります。安い保険に入っても肝心なあなたにとって必要な保障が得られないのであれば保険に加入する意味がありません。
あなたにとって必要な保障が得られる保険のなかで安い保険を選ぶ必要があるのです。

まとめ

保険はあなたの「不測の事態」に備えるために加入するものであり、他の家庭にとってお得な保険が、あなたにとってお得で必要な保険とは限りません。
また、不測の事態が起きても公的制度から保障される部分もあるため、あなたが公的制度から受け取れる金額を把握することも必要です。
保険を選ぶ際には、安いという理由だけで選ぶとあなたにとって必要な保障が得られないことがあるため、注意する必要があります。
保険は人生で2番目に高い買い物です。あなたにとって本当に必要な保障の分だけ保険に加入することは、大きな節約効果を発揮し、あなたの家計を助けることにつながるのです。
次の記事では、”生命保険の種類と特徴を確認しよう”をまとめています。保険でどのような保障が得られるのか確認し、あなたに必要な保障を確認していきましょう。

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